9月10日、PayPayドームで行われた福岡ソフトバンクと東北楽天の第20回戦は、6対4で東北楽天が勝利。4時間に及ぶ接戦に勝利し、カード勝ち越しで3位との差を再び「1.5」としている。
東北楽天は初回、村林一輝選手、辰己涼介選手の適時打と押し出し四球で3点を先制。続く2回表は浅村栄斗選手に6試合ぶりの打点となる適時打が生まれると、3回表には村林選手のこの日2本目の適時打で5点目を追加した。
先発の荘司康誠投手は、初回に2安打を浴びながらも無失点に抑えると、2回裏は3者凡退。しかし、3回裏に集中打を浴び、5回8安打2四球3奪三振4失点でマウンドを降りた。
6回裏は宋家豪投手、7回裏は鈴木翔天投手がそれぞれ3塁に走者を置きながらも無失点。8回表に捕逸の間に追加点を挙げると、8回裏は渡辺翔太投手が1死2、3塁のピンチをしのぐ。2点リードの最終回は守護神・松井裕樹投手が抑えて33セーブ目を挙げた。
東北楽天は、辰己選手が2安打1打点に加え、7回裏には1死2塁から柳田悠岐選手の大飛球を好捕。村林選手も2本の適時打を放つ活躍を見せた。敗れた福岡ソフトバンクは、先発の板東湧梧投手が1.1回63球5安打4四球4失点(自責点1)で降板。3回裏に柳田選手の20号2ランなどで1点差に追い上げるも、終盤の好機であと一本が出なかった。
123456789 計
楽 311000010 6
ソ 004000000 4
楽 ○荘司康誠-宋家豪-鈴木翔天-渡辺翔太-S松井裕樹
ソ ●板東湧梧-武田翔太-津森宥紀-大津亮介-又吉克樹-藤井皓哉-オスナ
文・波多野瞭平
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