◇福岡ソフトバンク対オリックス 第20回戦（29日・長崎ビッグNスタジアム）

　福岡ソフトバンクの野村勇選手が一軍昇格後即「2番・三塁手」でスタメン抜てき。初回に安打と好走塁で先制点をもたらした。

　野村勇選手は初回、1死から粘り8球目を捉えて中安打で出塁、その後連打で3塁まで進む。1死満塁の場面で5番・中村晃選手の飛球を、相手二塁手が体制を崩しながら捕球したのを見逃さず、タッチアップで本塁へ突入。一度はアウトの判定となったが、リクエストの結果ホームインが認められ先制点となった。

　打線はその後も牧原大成選手、今宮健太選手にタイムリーが生まれ初回に4得点。野村勇選手の躍動が4連敗と苦しむチームに勢いを与えている。

文・波多野瞭平

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