8月27日、楽天モバイルパーク宮城で行われた東北楽天と福岡ソフトバンクの第17回戦は、7対1で東北楽天が勝利。同一カード3連勝を飾り、3位・福岡ソフトバンクとのゲーム差を「2」に縮めた。
東北楽天は2回裏、先頭・浅村栄斗選手の二塁打を皮切りに1死3塁の好機をつくると、岡島豪郎選手の適時打、その後満塁として小深田大翔選手の適時内野安打で2点を先制する。1点リードとなった4回裏には、小深田選手が2打席連続適時打。浅村選手の適時打も生まれるなど3点を追加し、5対1とした。
先発・荘司康誠投手は序盤から制球に苦しみ、3回表には4四球で1失点。それでも要所を締める投球で、5回を91球2安打7四球3奪三振1失点にまとめ、リリーフ陣へ託す。酒居知史投手、安樂智大投手がそれぞれ1イニングを無失点に抑えると、7回裏に相手の失策で2点を追加し、点差を6点に広げた。
8回表を宋家豪投手が無失点でつなぎ、9回表は鈴木翔天投手が3者凡退で締めて試合終了。荘司投手が7月5日以来の今季2勝目。野手では小深田選手、村林一輝選手、浅村選手、辰己涼介選手が複数安打をマークしている。敗れた福岡ソフトバンクは、プロ初先発の松本晴投手が3.1回59球7安打3四死球1奪三振5失点と試合をつくれず。打線も逸機が目立ち、4連敗を喫した。
123456789 計
ソ 001000000 1
楽 02030020X 7
ソ ●松本晴-武田翔太-椎野新-田浦文丸
楽 ○荘司康誠-酒居知史-安樂智大-宋家豪-鈴木翔天
文・杉森早翔
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