球団記録をさらに更新、上原の日本人記録に「1」
ダイヤモンドバックスの平野佳寿投手が3日(日本時間4日)、本拠地カージナルス戦の7回に3番手で登板。2点リードの2死満塁の大ピンチでわずか1球で打者を打ち取り、今季19ホールド目を挙げた。自身の持つ球団記録をさらに更新して26試合連続無失点とし、2013年のレッドソックス時代に上原浩治投手(現巨人)がマークした27試合連続無失点の日本人記録にも「1」。チームは4-2で勝利した。
ダイヤモンドバックスの4-2と2点リードで突入した7回。ダイヤモンドバックスは好投のグリンキーが2死一、二塁のピンチを招き、左腕デラロサをマウンドに送ったものの、カーペンターに四球を与えて2死満塁と大ピンチを迎えてしまう。
ロブロ監督はここで平野をマウンドへ送る。すると、ファムへの初球は84マイル(約135キロ)のスプリット。これが三ゴロとなり、絶体絶命のピンチを無失点で切り抜けた。平野は直後の攻撃で代打を送られて交代。8回はブラッドリー、9回はボックスバーガーが抑えてダイヤモンドバックスが勝利し、連敗を4で止めた。
平野は29日(同30日)の本拠地ジャイアンツ戦で球団記録(24試合)を更新する25試合連続無失点をマーク。現在、継続中の無失点記録としてはメジャー最長となっている。また、これで上原の日本人記録にも「1」と迫った。この日はわずか1球で1/3回を無安打無失点に抑え、防御率は1.22となった。
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