7月30日、PayPayドームで行われた福岡ソフトバンクと千葉ロッテの第16回戦は、6対5で福岡ソフトバンクが延長サヨナラ勝利。今季最後の「鷹の祭典」で初勝利を挙げた。
福岡ソフトバンクの先発・和田毅投手は、初回に1死1、2塁のピンチをしのぐとその後は3回まで無失点。しかし4回表、四球と2本の安打に失策も絡み2点を先制されると、5回表にも中村奨吾選手に適時打を許し、5回85球6安打3四球4奪三振3失点(自責点1)でマウンドを降りた。
打線は4回まで小島和哉投手を打ちあぐねるが、5回裏に2死1塁から今宮健太選手が反撃の5号2ラン。6回、7回に救援陣が1点ずつ失うも、7回裏に甲斐拓也選手の7号ソロで2点差に迫る。8回裏には先頭からの連打で1、2塁とすると、柳田悠岐選手の適時打、アストゥディーヨ選手の犠飛で同点に追い付いた。
9回表、延長10回表をオスナ投手が回跨ぎで抑え、11回表は松本裕樹投手が無失点。迎えた11回裏、2四球と増田珠選手の安打で2死満塁とすると、途中出場の周東佑京選手がサヨナラ打を放ち試合を決めた。
福岡ソフトバンクは、サヨナラ勝ちで昨季から続く「鷹の祭典」の連敗を「11」でストップ。敗れた千葉ロッテは、中盤に効率よく得点を重ねるも救援陣が粘れず。福岡ソフトバンク戦の連勝は「6」で止まった。
1234567891011 計
ロ 00021110000 5
ソ 00002012001X6
ロ 小島和哉-東妻勇輔-西村天裕-ペルドモ-横山陸人-坂本光士郎-●澤村拓一
ソ 和田毅-田浦文丸-津森宥紀-甲斐野央-笠谷俊介-オスナ-○松本裕樹
文・波多野瞭平
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