7月26日、楽天モバイルパーク宮城で行われた東北楽天と北海道日本ハムの第17回戦は、3対2で北海道日本ハムが勝利。連敗を「13」で止めた。
上原健太投手と荘司康誠投手の投げ合いとなったこの試合は、4回まで互いに無失点の投球。試合が動いたのは5回表、北海道日本ハムがハンソン選手の4号2ランで先制した。
上原投手はその後も大きな変化球を駆使した好投を続け、6回94球4安打6奪三振2四球無失点の内容でマウンドを降りた。しかし8回裏、池田隆英投手が鈴木大地選手に3号同点2ランを浴び、試合は振り出しに戻る。
勝負の9回表、松本剛選手と清宮幸太郎選手の連打で1死1、3塁のチャンスをつくると、万波中正選手のショートへの打球が適時内野安打となり、これが決勝点に。最後は田中正義投手が3者凡退で締めくくり、遂に長いトンネルを抜け出した。
敗れた東北楽天は、荘司投手が8回102球2安打2四死球6奪三振2失点と見事な投球。鈴木選手の2ランで一時は追い付くも、9回に勝ち越された。
123456789 計
日 000020001 3
楽 000000020 2
日 上原健太-河野竜生-○池田隆英-S田中正義
楽 荘司康誠-●鈴木翔天-安樂智大
文・二瓶健吾
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