◇千葉ロッテ対埼玉西武 第10回戦（4日・ZOZOマリンスタジアム）

　5月24日以来の先発登板となった今井達也投手が、8回1安打3四死球5奪三振無失点の好投を見せた。

　1回裏、先頭に死球を与えるなどして無死1、2塁のピンチを招くも、中村奨吾選手を併殺に打ち取り無失点。以降は徐々に調子を上げ、5回からは3イニングを3者凡退に。8回裏も無失点に抑え、前回対戦で2.0回8失点と打ち込まれた千葉ロッテに先制点を許さなかった。試合は両軍無得点で延長戦に突入している。

◇今井投手 コメント
「前回の登板で仕事をしっかりできずに降板してしまったので、今日は同じ失敗を繰り返さないようにと思ってマウンドにあがりました。約1カ月ファームで調整してきましたが、スコアラーのみなさんにとてもお世話になりました。修正ポイントを明確に教えてもらい、実戦の中でしっかり直すことができて、今日こうして結果として出たのはうれしいです」

※増田達至投手に「直球がうなりをあげていた」と言われ、うれしそうな表情を見せていました。

文・武澤潤

関連リンク

・試合詳細／動画
・今井達也 動画／成績
・侍ジャパンを“データ”で支えた男たち。アナリストがマイアミで見た頂（いただき）の光景
・【二軍】松川虎生が公式戦初ホームラン