7月4日、ウェルファムフーズ森林どりスタジアム泉で行われた東北楽天と埼玉西武のイースタン・リーグ公式戦第10回戦は、2対1で東北楽天が勝利した。

　東北楽天先発のバニュエロス投手は、序盤3イニング連続で3者凡退に抑える立ち上がり。6回表には2安打と野選で無死満塁とされるも、無失点に抑えて降板。6回99球4安打1四球3奪三振無失点の好投だった。

　相手先発・菅井信也投手を捉えられずにいた打線は、6回裏に四球と犠打などで2死3塁とし、暴投の間に1点を先制。しかし7回表、伊藤茉央投手が2死3塁から暴投で1点を失い、試合は振り出しに戻る。

　打線は8回裏に代打・西川遥輝選手の二塁打、水上桂選手の犠打で1死3塁の好機をつくり、武藤敦貴選手の犠飛で1点を勝ち越し。9回表は清宮虎多朗投手が得点圏に走者を背負ったが、無失点で締めた。

　敗れた埼玉西武は、菅井投手が6回91球2安打1四球5奪三振1失点の好投。打線は山村崇嘉選手が2安打を放つなど、相手を上回る計6安打も、1得点に終わった。

　 １２３４５６７８９ 計
西 ００００００１００ １
楽 ０００００１０１Ｘ ２

西 菅井信也-粟津凱士-●大曲錬
楽 バニュエロス-伊藤茉央-○石橋良太-S清宮虎多朗

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