6月8日、ロッテ浦和球場で行われた千葉ロッテと東北楽天のイースタン・リーグ公式戦第9回戦は、4対0で東北楽天が勝利した。

　東北楽天は4回表、正隨優弥選手が3試合連続の5号ソロを放ち先制する。7回表には2死1、2塁から西川遥輝選手に適時打がうまれ2対0に。さらに8回表、石原彪選手の3号2ランで千葉ロッテを突き放した。

　先発の岸孝之投手は、持ち前の安定した投球で相手打線を手玉に取っていく。危なげのない投球で9回完封。5安打1四球4奪三振の内容で3勝目を挙げた。勝利した東北楽天は先発の岸投手の快投を打線も2本塁打などで援護。投打がかみ合い、千葉ロッテ戦負けなしの8連勝となった。

　敗れた千葉ロッテは、先発の秋山正雲投手が3回を33球無安打1四球無失点に抑えたが、リリーフ陣が9安打を許し、打線も岸投手に5安打に封じられた。なお、右太もも裏を傷めて離脱していた藤原恭大選手が今試合から実戦に復帰している。

　 １２３４５６７８９ 計
楽 ０００１００１２０ ４
ロ ０００００００００ ０

楽 ○岸孝之
ロ 秋山正雲-●小沼健太-永島田輝斗-廣畑敦也-鈴木昭汰-東條大樹

文・井口縁

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