5月26日、ベルーナドームで行われた埼玉西武とオリックスの第10回戦は、4対1でオリックスが勝利。連勝を「4」に伸ばした。

　オリックスの先発は山岡泰輔投手。初回を2者連続奪三振含む3者凡退に抑えると、2回裏も3者凡退に切る圧巻の立ち上がりを見せる。打線は3回表、先頭の杉本裕太郎選手がリーグ単独トップの9号ソロで先制すると、無死1塁から紅林弘太郎選手が3号2ランを放ち、3対0とリードを広げる。

　試合の主導権を握ったオリックスは、山岡投手がその後も淡々と相手打線を打ち取る。4点リードで迎えた6回裏、2死2塁から源田壮亮選手に適時打を許すも、後続を抑え、6回3安打無四死球4奪三振1失点で降板。

　7回表をワゲスパック投手、8回表を山崎颯一郎投手が完璧に抑えると、最終回は守護神・平野佳寿投手が無失点で締め、試合は終了した。山岡投手が待望の今季初勝利をマーク。打線では、5月2日以来の一軍復帰を果たした杉本選手が2安打1打点の活躍を見せたほか、紅林選手が自身2打席連続となる本塁打を放った。

　一方敗れた埼玉西武は、先発の松本航投手が6回4安打3四死球3奪三振4失点（自責点3）の内容。打線は3安打1得点に終わった。なお、源田選手が今試合で一軍復帰、1安打1打点の活躍を見せている。

　 １２３４５６７８９ 計
オ ００３０１００００ ４
西 ０００００１０００ １

オ ○山岡泰輔-ワゲスパック-山崎颯一郎-S平野佳寿
西 ●松本航-ティノコ-佐々木健-ボー・タカハシ

文・村井幸太郎

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