埼玉西武対東北楽天は引き分けに。中村剛也はリーグトップタイの8号2ラン

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2023.5.12(金) 22:25

埼玉西武ライオンズ・中村剛也選手(C)パーソル パ・リーグTV
埼玉西武ライオンズ・中村剛也選手(C)パーソル パ・リーグTV

 5月12日、ベルーナドームで行われた埼玉西武と東北楽天の第7回戦は、4対4で引き分けに終わった。

 埼玉西武先発の松本航投手は2回表、連打で1死2、3塁のピンチを招くと、山崎剛選手の犠飛で1点を先制される。しかしその裏、先頭の中村剛也選手が安打で出塁、1死から愛斗選手が3号2ランを放ち、すぐさま逆転に成功する。

 3回表に浅村栄斗選手の6号ソロで試合は振り出しに戻るも、4回裏に無死1塁から中村選手がリーグトップに並ぶ8号2ランを放ち、再び勝ち越し。5回表をティノコ投手が好リリーフで無失点に封じると、6回表は森脇亮介投手がつないだ。

 しかし7回表、平井克典投手が1死1、3塁のピンチを招き、伊藤裕季也選手の犠飛で1点差に。8回表には佐藤隼輔投手が炭谷銀仁朗選手に痛恨の適時二塁打を浴び、試合は振り出しに戻る。

 9回表を増田達至投手が抑えたが、9回裏は相手守護神・松井裕樹投手を攻略できず、試合は延長戦に突入。以降はともに1点も許さず、両軍今季初の引き分けに終わった。

 埼玉西武は、今季初の引き分け。中盤にリリーフ陣が捕まったが、その後は4投手のリレーで反撃をしのぎ切った。打線では中村選手が2安打2打点、愛斗選手が1安打2打点をマークしている。

 一方の東北楽天は、先発の田中将大投手が5回5安打(2本塁打)無四死球1奪三振4失点で降板。リリーフ陣は7イニングを無失点でつなぐ好投を見せた。打線では浅村選手が2安打1打点を記録している。

  123456789101112 計
楽 011000110000 4
西 020200000000 4

楽 田中将大-宮森智志-宋家豪-酒居知史-松井裕樹-内星龍-安樂智大-西口直人
西 松本航-ティノコ-森脇亮介-平井克典-佐藤隼輔-増田達至-佐々木健-田村伊知郎-ボー・タカハシ

文・村井幸太郎

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