賞金1000万円&交流戦MVP選出ならず、横浜DeNA飯塚は今季初勝利
埼玉西武は18日、敵地での横浜DeNA戦に2-4で敗戦。交流戦のパ・リーグ最高勝率の可能性が消滅し、賞金1000万円を手にすることはできなかった。広島に勝利した2位・北海道日本ハムには1ゲーム差に迫られている。
先発の多和田は3回まで無失点。しかし、打線も4回まで横浜DeNA先発の飯塚に抑えられ、得点を奪えない。すると、多和田は4回裏に先頭・乙坂をセカンド浅村の失策で出し、1死から宮崎に2ランを被弾。先制を許した。
直後の5回には斉藤彰のソロ弾で1点差とするも、追いつくことはできない。6回には2番手の三嶋から2死満塁の絶好機を作るも、多和田の代打・松井が遊飛に倒れた。
7回には、3番手でマウンドに上がった増田が先頭・宮崎のこの日2本目の本塁打となるソロ弾を被弾。再び2点差とされる。その後も横浜DeNAの継投の前に追いつくことができず、敗れた。
17日にパ・リーグが9年連続の交流戦勝ち越しを決めた。勝ち越しリーグの勝率1位チームには賞金1000万円が贈られ、MVPも選出されるが、埼玉西武は10勝8敗でフィニッシュ。1試合を残して11勝6敗としているオリックスに追いつけないことが確定した。ペナントレースでも2位の北海道日本ハムに1ゲーム差に迫られた。
一方、横浜DeNAは4番の宮崎が2本塁打で3打点を叩き出す活躍。先発の飯塚に今季初勝利がついた。
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