4月12日、CAR3219フィールドで行われた埼玉西武と東北楽天のイースタン・リーグ公式戦第3回戦は、4対2で東北楽天が勝利した。

　東北楽天の先発は松井友飛投手。3回まで無失点に抑えるも、4回裏に川越誠司選手に3号2ランを被弾し2失点。結果的には、6回91球4安打無四死球6奪三振2失点の内容でマウンドを降りた。

　一方の打線は4回表、安打と四球などで2死満塁の好機を演出し、辰見鴻之介選手の適時打で先制に成功。5回表には、ウレーニャ選手の3号ソロですぐさま同点に追い付く。

　救援陣は7回裏から吉川雄大投手、小孫竜二投手、酒居知史投手がそれぞれ1イニングを無失点。しかし打線が援護しきれず試合は延長戦に突入する。

　延長10回表、先頭が四球で出塁すると、続く和田恋選手がバックスクリーン横へ突き刺さる2号2ランを放ち、勝ち越しに成功。10回裏は清宮虎多朗投手が3者凡退に抑え、試合を締めた。

　勝利した東北楽天は、ウレーニャ選手が2安打1本塁打1打点、水上桂選手が2安打の活躍。敗れた埼玉西武は、公式戦初先発の山田陽翔投手が3回56球1安打3四球1奪三振無失点の投球を披露。4番手の浜屋将太投手は勝ち越しこそ許したが、5回4安打3四球2失点と力投、打線では長谷川信哉選手が2安打の活躍を見せた。

　 １２３４５６７８９10 計
楽 ０００１１００００２ ４
西 ０００２００００００ ２

楽 松井友飛-吉川雄大-小孫竜二-○酒居知史-S清宮虎多朗
西 山田陽翔-豆田泰志-ボー・タカハシ-●浜屋将太

文・谷島弘紀

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