3月4日、札幌ドームで行われた北海道日本ハムと東北楽天のオープン戦は、9対6で北海道日本ハムが逆転勝利を収めた。
北海道日本ハムの先発・鈴木健矢投手は初回、味方の失策も絡み3点を失う。4回表には小郷裕哉選手に被弾し、4回74球5安打2四球3奪三振4失点でマウンドを降りた。
4点を追う打線は5回裏、2死から加藤豪将選手が安打で出塁。続く清水優心選手は2ランを放ち、2点差に詰め寄る。ところが7回表、4番手・玉井大翔投手が小深田大翔選手の適時打で1点を失い、スコアは2対5に。
それでも、直後の7回裏に打線が爆発。伏見寅威選手の2点適時打で1点差に迫ると、アルカンタラ選手、矢澤宏太選手の2者連続適時打で逆転に成功する。さらに、野村佑希選手に犠飛、清宮幸太郎選手にも適時打が生まれ、一挙7点を奪った。
最終9回表は、石川直也投手が1点を失いながらも後続を断ち、9対6で試合終了。勝利した北海道日本ハムは、清水選手、伏見選手の捕手陣がそれぞれ2打点をマーク。代打で出場したルーキー・矢澤宏太選手もその起用に応えた。
一方の東北楽天は、開幕投手に決まっている先発・田中将大投手が4回40球1安打2奪三振無失点の好投を見せたものの、中継ぎ陣が踏ん張れなかった。
123456789 計
楽 300100101 6
日 00002070X 9
楽 田中将大-伊藤茉央-●辛島航
日 鈴木健矢-福田俊-宮西尚生-○玉井大翔-メネズ-石川直也
文・高橋優奈
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