北海道日本ハムファイターズは、ファイターズ基金を活用した支援活動「GEAR UP(ギア アップ)」において、北海道在住のひとり親世帯の子どもを対象に、一人当たり70,000円相当の野球用具を最大10名に寄贈することを発表。「野球を始めたい」または「続けたい」という対象となる球児を1月31日(火)まで募集している。
同球団は、国勢調査(2020年)による、北海道の子育て世帯数100世帯のうち父子・母子家庭が占める割合が、10.11世帯と全国平均(6.62世帯)よりも高いことに着目。加えて、野球はグラブ・バット・スパイクなど必要な用具が多いスポーツでもあることから、そのような状況下で経済的理由により野球を諦めてしまう子どもが一人でも減るように、ファイターズ基金を活用した支援を行っている。
球団公式YouTubeチャンネルでは昨年の4月に札幌ドームで行われた寄贈式の様子を公開中。プレゼンターを務めた田中賢介氏は、もらったばかりの野球道具を夢中になって広げている子どもたちを見て「自分も小さな頃に道具を買ってもらって嬉しかったことを思い出しました。とにかく野球を楽しんでほしいし、子どもを想って今回応募してくれたお母さんの気持ちを大切に、感謝を忘れず家族一緒に頑張ってほしい」とメッセージを送った。
「プロ野球選手になる」といった夢はもちろん、野球を通して仲間と出逢ったり、部活動などで充実した時間を過ごしたり、野球というスポーツを通して前向きに日々を過ごし、人生の可能性を広げるお手伝いをしていく、というファイターズの今回の取り組み。対象となるお子さんを持つ親御さんはぜひ応募してみてほしい。応募資格、応募方法など募集要項はこちら
文・池田紗里
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