山本由伸が8回10奪三振0封の快投。オリックスが「パーソル CS パ」白星発進

パ・リーグ インサイト

2022.10.12(水) 21:13

オリックス・バファローズ・山本由伸投手(C)パーソル パ・リーグTV
オリックス・バファローズ・山本由伸投手(C)パーソル パ・リーグTV

 10月12日、京セラドーム大阪で行われたオリックスと福岡ソフトバンクの「2022 パーソル クライマックスシリーズ パ」ファイナルステージ第1回戦は、5対0でオリックスが勝利した。

 オリックスの先発は山本由伸投手。初回をわずか9球で3者凡退に切って取ると、2回以降も丁寧にコーナーを突き、三振の山を築いていく。押し出し四球で先制した直後の5回表は、連打などで1死2、3塁のピンチを招いたが、後続を2者連続三振に仕留め無失点でしのいだ。

 打線は5回裏にも2つの押し出し四球をもぎ取ると、なおも2死満塁の好機で杉本裕太郎選手が適時打を放ち、この回3得点。さらに7回裏、1死から吉田正尚選手にソロ本塁打が飛び出し、5点差に突き放す。

 山本投手は8回表、1死から連打で1死1、2塁とされるも、三森大貴選手を一ゴロ、続く周東佑京選手からは空振り三振を奪い、8回116球5安打無四死球10奪三振無失点で降板。5対0で迎えた最終9回表を平野佳寿投手が締め、試合は終了した。

 勝利したオリックスは、山本投手が8回10奪三振無失点の快投を披露。打っては杉本選手が2安打2打点、吉田正選手も2安打1打点と"青学コンビ"が躍動した。一方の福岡ソフトバンクは、先発・石川柊太投手が4.1回4安打4四球3奪三振2失点、救援陣も粘り切れず。打線も散発6安打無得点に終わり、苦杯をなめた。

  123456789 計
ソ 000000000 0
オ 00013010X 5

ソ ●石川柊太-大関友久-泉圭輔-森唯斗-甲斐野央-津森宥紀
オ ○山本由伸-平野佳寿

文・高橋優奈

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