9月24日、ベルーナドームで行われた埼玉西武と東北楽天のイースタン・リーグ公式戦、第20回戦は、2対1で東北楽天が勝利。この勝利で2年ぶり3度目となるリーグ優勝が決定した。
東北楽天は4回表、小郷裕哉選手の四球、村林一輝選手の内野安打で無死1、3塁から、黒川史陽選手の犠飛で1点を先制。6回表には黒川選手が安打と盗塁で2死2塁と好機をつくり、マーキ選手の適時打で2点目を挙げた。
先発の松井友飛投手が、3回まで走者を1人も許さないパーフェクトピッチング。6回裏に堀内謙伍選手のけん制悪送球で1点を失ったが、続く2死満塁の好機を無失点に抑え、6回103球3安打3四球7奪三振1失点(自責点0)の内容で降板した。
以降は福山博之投手、弓削隼人投手、高田萌生投手がそれぞれ1イニングを無失点でつなぎ、2対1で試合終了。松井友投手は6勝目をマーク、打ってはマーキ選手が2安打を放った。
一方敗れた埼玉西武は、先発の平井克典投手が3回47球無安打無四球3奪三振無失点の好投も、齊藤大将投手、武隈祥太投手が1失点。打線も相手のミスによる1得点と援護できなかった。
◇三木肇二軍監督 イースタン・リーグ優勝コメント
「ファームという環境でやっているなかでは、目指すところも目的もいろいろなことがあります。勝つことや優勝することが全てではなく、他にも大切な目的や目標がありますが、そうは言っても勝つなかでいろい感じられたり学んだりすることもあり、一球に対しての思いや責任感も芽生えると考えています。
コロナ禍でまだまだ制限がある中で、選手たちも大変だったと思いますし、難しいシーズンではありましたが、しっかり勝てたことには意味があると思います。優勝が最大の目的というわけではないですが、今回の経験を今後に繋げてほしいですし、結果として2022シーズンのイースタン・リーグで優勝できたことは素直にうれしく思います。
今シーズンも、イースタン・リーグの他球団6チームの監督をはじめ関係者の皆様には、試合を重ねてたくさんのこと学ばせていただきましたし、たくさんの経験をさせていただきました。こちらの依頼事項に対応いただいたことも多く、関係者の皆様には感謝しております。ありがとうございました。
一軍もまだまだシーズン終盤戦を必死に戦っている最中で、ファームにもたくさんの応援をいただき、ファンの皆さまにも本当に感謝しています。まだまだシーズンは終わっていませんし、ファーム日本選手権もありますので、引き続き気を引き締めて頑張りたいと思います」
123456789 計
楽 000101000 2
西 000001000 1
楽 ○松井友飛-福山博之-弓削隼人-S高田萌生
西 平井克典-●齊藤大将-豆田泰志-武隈祥太-松岡洸希-佐々木健-ボー・タカハシ
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