9月13日から9月18日の間、「パーソル パ・リーグTV」ではイースタン・リーグ7試合、ウエスタン・リーグ9試合を配信した。「ウィークリーファーム」では、この1週間に配信された試合から、注目シーンをピックアップしてお届けする。
イースタン・リーグ
埼玉西武・武隈祥太投手は9月15日、3月27日の東北楽天戦以来となるマウンドに上がった。6回表に3番手として登板した武隈投手は、先頭の北村拓己選手を変化球で空振り三振に仕留めると、続く石川慎吾選手、香月一也選手もそれぞれ空振り三振に打ち取る。約半年ぶりの実戦で、3者連続奪三振と圧巻のピッチングを見せた。
17日の千葉ロッテ戦では、東北楽天の先発・松井友飛投手が好投した。初回に招いた1死1、2塁のピンチを無失点で切り抜けると、以降は安定感のある投球を披露。4回以降は4イニング連続で3人で抑え、7回96球4安打無四死球4奪三振無失点の内容で勝利投手に。イースタンではここまで14試合に登板し、5勝1敗、防御率1.27と好成績を残している。
同日は、千葉ロッテ・池田来翔選手が好守でもり立てた。3回裏、無死1塁で和田恋選手がはじき返した打球は三塁線へ。その痛烈な当たりをダイビングキャッチすると、軽快な動きで一塁へ送球。この日2安打を記録したルーキーが、守備でも存在感を示した。
ウエスタン・リーグ
オリックスでは、2年目の中川拓真選手が公式戦初本塁打をマーク。14日の中日戦、3回裏に迎えた第1打席で、相手先発・福谷浩司投手が投じた2球目を完璧に捉え、レフトへたたき込んだ。また、17日には貴重な追加点となる適時三塁打を放つなど、2安打2打点と躍動。このまま勢いに乗り、残りのシーズンでも快音を響かせていきたい。
福岡ソフトバンク・リチャード選手は、広島戦で2試合連続弾を放った。14日に2安打1本塁打3打点で勝利に貢献すると、翌15日の第3打席。低めの球を持ち前のパワーで逆方向へ運び、22号ソロとした。さらに、阪神戦でも1試合2本塁打を記録したリチャード選手は、18日に一軍昇格。状態の良さを維持し、優勝争いに貢献できるか。
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文・高橋優奈
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・【9/15 L-G】仲三河優太選手が7号2ラン! 復帰の外崎修汰は3安打をマーク
・【9/17 E-M】11安打8得点&完封リレーの東北楽天が快勝! 松井友飛は7回無失点
・【9/14 B-D】中川拓真、マッカーシーが本塁打。投手陣が崩れオリックスが敗戦
・【9/15 H-C】リチャードが2試合連続ホームラン! 鷹が7得点快勝
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