9月4日、楽天生命パーク宮城で行われた東北楽天と北海道日本ハムの第22回戦は、8対2で北海道日本ハムが勝利した。
北海道日本ハムの先発は、加藤貴之投手。初回、2回裏と走者を出しながらも無失点に抑えると、3回裏は3者凡退に切って取った。6回裏には連打で得点圏に走者を背負うも、後続を断ち得点を与えない。
一方の打線は3回表、上川畑大悟選手、杉谷拳士選手の連打で1死1、2塁の好機をつくり、谷内亮太選手の適時二塁打で2対0と先制に成功する。さらに6回表、1死1、2塁から宇佐見真吾選手の適時二塁打と万波中正選手の適時打で3点を加えて5対0とした。
8回表には2死2、3塁と得点圏に走者を置くと、万波選手がこの日2本目の適時打を放ち、2点を追加。続く上川畑選手の安打に相手の失策が絡み、8対0と突き放した。
加藤投手は終盤もテンポの良い投球で、相手打線に的を絞らせず。7回裏を3人で終わらせると、8回裏も3者凡退に打ち取り降板。9回裏を玉井大翔投手、吉田輝星投手の小刻みな継投で試合を締めた。
勝利した北海道日本ハムは、先発の加藤投手が好投。8回98球6安打2奪三振無失点で勝利投手となった。打っては上川畑選手が3安打、谷内亮太選手が2安打2打点、万波選手が2安打3打点の活躍だった。
敗れた東北楽天は、投手陣が乱調。打線は9回裏に、押し出し四球で2点を返すのが精いっぱいだった。4番手に登板した吉川雄大投手が1イニングを3者凡退に抑える好投を披露。山崎剛選手がマルチ安打の活躍だった。
123456789 計
日 002003030 8
楽 000000002 2
日 ○加藤貴之-玉井大翔-吉田輝星
楽 ●早川隆久-酒居知史-高田萌生-吉川雄大
文・谷島弘紀
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