◇東北楽天対北海道日本ハム 第20回戦(2日・楽天生命パーク宮城)
北海道日本ハムの伊藤大海投手が球団では34年ぶりとなる新人からの2年連続2桁勝利を達成した。
伊藤投手は初回を3者凡退で立ち上がったものの、2回裏には2死から連打を浴びて1、2塁のピンチをつくり、3回裏には一発を浴びて先制点を許すなど、序盤は苦しい展開が続く。
それでも中盤に差し掛かると、勢いのある投球を披露。5回裏には2者連続となる見逃し三振を奪った際にガッツポーズを見せた。初回以降は毎回走者を出したが、要所を締める粘り強い投球で8月2日以来となる白星を手にした。
伊藤投手は9勝目に到達後、3試合に先発するも勝利は挙げられず。4度目の登板でついに10勝目の大台に乗せ、昨季の勝利数に並んだ。試合数も残り少なくなるなかで、さらに白星を積み上げてキャリアハイ更新となるだろうか。
◇伊藤大海投手 コメント
「先制はされましたが、すぐに同点に追いつき、勝ち越してくれた野手に感謝したいです。なんとか6回を最少失点で乗り切れたことはよかったですが、もっと長いイニングを投げられるようにしたいです。勝利を信じて最後まで応援します」
文・和田信
・伊藤大海が新人からの2年連続2桁勝利を達成。北海道日本ハムが逆転勝利【9/2 結果】
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