8月24日、杉本商事バファローズスタジアム舞洲で行われたオリックスと阪神のウエスタン・リーグ公式戦、第24回戦は、12対4でオリックスが勝利した。

　オリックス打線は1回裏、連続四球でチャンスを得ると、1死2、3塁から西村凌選手の2点適時打で先制。ラベロ選手も1号2ランで続き、初回に4点を奪った。2回裏には、2死満塁から池田陵真選手が走者一掃の適時二塁打を放ち、序盤でスコアを7対0とする。

　さらに4回裏、3四死球で1死満塁とすると、元謙太選手が押し出し死球を受けて1点を加える。続くチャンスで佐野如一選手が2点適時二塁打を放ち、中川拓真選手の犠飛と石岡諒太選手の適時打で追加点を挙げ、リードを11点に広げた。

　打線の援護を受けた先発の増井浩俊投手は、3回表にマルテ選手の適時打で1点を返される。5回表にもマルテ選手に3号ソロを浴びたが、5回84球8安打1四球6奪三振2失点と走者を出しながらも最少失点に抑えて降板。6回表から登板した佐藤一磨投手が制球に苦しみ2点を返され、スコアは12対4となった。

　投手陣は7回以降、バルガス投手、山崎颯一郎投手が1イニングを無失点でつなぐと、9回表を小木田敦也投手が締めて試合終了。勝利したオリックスは、先発した増井投手が5回2失点の粘投。打線は、初回にラベロ選手の本塁打などでリードを奪うと、中盤にもビッグイニングをつくって阪神を突き放した。

　 １２３４５６７８９ 計
神 ００１０１２０００ ４
オ ４３０５００００Ｘ 12

神 川原陸-牧丈一郎-鈴木勇斗-守屋功輝-岡留英貴-岩田将貴-尾仲祐哉
オ 増井浩俊-佐藤一磨-山田修義-バルガス-山崎颯一郎-小木田敦也

文・木村圭

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