8月23日、楽天生命パーク宮城で行われた東北楽天と福岡ソフトバンクの第16回戦は、15対6で福岡ソフトバンクが勝利した。
福岡ソフトバンクは初回、今宮健太選手、野村勇選手、グラシアル選手の3連打で無死満塁のチャンスをつくると、1死から野村大樹選手が適時打を放ち、あっという間に2点を先制。なおも2死満塁とすると、谷川原健太選手に2点適時二塁打が生まれ、東北楽天の先発・則本昂大投手の立ち上がりを攻略した。
4点の援護を受けた石川柊太投手だったが、1回裏に島内宏明選手の適時打で1点を失う。しかし3回表にも谷川原選手の適時三塁打、甲斐拓也選手の適時打で2点を追加し、早々に試合の主導権を握ると、石川投手も本来の調子を取り戻し、4回裏までを1失点でまとめる。
5回表に2死2,3塁から今宮健太選手の2点適時打で8対1とダメ押しに成功すると、6回表には1死満塁からガルビス選手の2号満塁弾、今宮選手の適時打で一挙5点を追加。7回裏に石川投手がつかまり5点を返されるも、8回表に2点を追加して15対6とする。
9回表には野村勇選手がチーム20本目となる安打を放つと、その裏は3番手・尾形崇斗投手が無失点で締め、試合終了。チームの連勝を「4」に伸ばした。
勝利した福岡ソフトバンクは先発の石川柊太投手が6.2回12安打3奪三振6失点の内容で5勝目をマーク。打線では、谷川原選手が4安打、今宮選手、グラシアル選手、増田珠選手が3安打を記録したほか、ガルビス選手にも開幕戦以来の一発が飛び出し、先発全員安打を記録した。
敗れた東北楽天は、先発の則本投手が3回9安打6失点と試合をつくれず、後続の救援陣も振るわなかった。なお、ギッテンス選手が来日初安打含む2安打を記録した。
123456789 計
ソ 402025020 15
楽 100000500 6
ソ ○石川柊太-泉圭輔-尾形崇斗
楽 ●則本昂大-石橋良太-鈴木翔天-安樂智大
文・村井幸太郎
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