8月13日、楽天生命パーク宮城で行われた東北楽天と埼玉西武の第19回戦は、6対4で埼玉西武が勝利。このカード勝ち越しを決めた。

　埼玉西武の先発は與座海人投手。2回裏に連打で無死1、3塁とされ辰己涼介選手の内野ゴロの間に先制を許す。しかしその後は追加点を与えず、3回裏は相手打線を3者凡退に打ち取った。

　打線は1点を追う4回表、1死満塁とチャンスをつくり、オグレディ選手の2点適時打で逆転、2死からは外崎修汰選手に8号3ランが生まれ、リードを4点とする。與座投手は5回裏に渡邊佳明選手の1号2ランで2点差とされるも、6回まで投げ切って降板した。

　7回裏に2番手・本田圭佑投手が1死満塁のピンチを招くと、後を受けた公文克彦投手が2死から銀次選手の適時打で1点差に詰め寄られる。しかし9回表に無死1、3塁から愛斗選手のスクイズでリードを2点に広げ、9回裏を回跨ぎのスミス投手が締めて試合終了。

　勝利した埼玉西武は、與座投手が6回5安打無四死球4奪三振3失点で今季9勝目をマーク。打線では、外崎選手が2安打3打点、オグレディ選手は3安打2打点の活躍を見せた。一方敗れた東北楽天は、先発の田中将大投手が6回11安打1四球6奪三振5失点。打線の反撃もあと一歩及ばず、3連敗となった。

　 １２３４５６７８９ 計
西 ０００５００００１ ６
楽 ０１００２０１００ ４

西 ○與座海人-本田圭佑-公文克彦-Sスミス
楽 ●田中将大-西口直人-ブセニッツ-宋家豪-鈴木翔天

文・成田理亮

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