8月7日、ベルーナドームで行われた埼玉西武と千葉ロッテの第19回戦は、10対4で埼玉西武が勝利。カード勝ち越しを決めた。
埼玉西武の先発はエンス投手。1回表、先頭の荻野貴司選手に出塁を許すと、マーティン選手に2ランを浴び、2点を失う。続く中村奨吾選手にも二塁打を許したが、後続を断ち切り最少失点で初回を切り抜けた。
打線は2回裏、愛斗選手の安打などで1死1、3塁の好機から、川越誠司選手の犠飛で1点を返す。4回裏には、2死から呉念庭選手の四球、長谷川信哉選手の適時二塁打で同点に追い付くと、外崎修汰選手の適時打で勝ち越しに成功。源田壮亮選手の安打で2死1、3塁と拡大した好機に森友哉選手が適時打を放ち、スコアは4対2に。さらには山川穂高選手の33号3ランで点差を広げた。
エンス投手は4回表には3者凡退に打ち取るなど、5回6安打2失点でマウンドを降りた。継投に入った6回表は佐々木健投手が無失点で切り抜ける。しかし7回表、後を受けたボー・タカハシ投手が1死満塁のピンチを招き、佐藤都志也選手の犠飛で1点を失った。
獅子打線は後半に入っても勢いは止まらない。6回裏に源田選手の安打などで1死1、2塁の好機をつくると、森選手の適時打で1点を追加。7回裏には愛斗選手の適時二塁打、川越選手の適時打でスコアを10対3とした。
リードを守りたい埼玉西武は8回表から、宮川哲投手がマウンドに上がる。岡選手に適時打を浴びて1点を献上するも後続は断ち切り、最終9回表は無失点で抑え10対4で試合終了。
勝利した埼玉西武は、先発のエンス投手が5回97球6安打5奪三振1四球2失点の投球。2回以降は走者を出しながらも要所を仕留める投球で得点を許さず、今季7勝目を飾った。打線は森選手、源田選手が猛打賞と躍動。山川選手にも3試合連続となる本塁打が生まれるなど、10得点の猛攻で千葉ロッテを攻めた。
敗れた千葉ロッテは、先発の森遼大朗投手が4回88球8安打1奪三振3四球7失点の内容。初回は3者凡退に抑える落ち着いた投球を見せたが、中盤に大量失点を喫する結果となり、プロ初先発は苦しいマウンドとなった。
123456789 計
ロ 200000110 4
西 01060120X 10
ロ ●森遼大朗-廣畑敦也-田中靖洋-中村稔弥-国吉佑樹
西 ○エンス-佐々木健-ボー・タカハシ-宮川哲
文・鈴木優菜
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