杉本裕太郎の決勝打でオリックスが4連勝! リリーフ陣は無失点リレーを披露

パ・リーグ インサイト

2022.7.30(土) 20:18

オリックス・バファローズ・杉本裕太郎選手(C)パーソル パ・リーグTV
オリックス・バファローズ・杉本裕太郎選手(C)パーソル パ・リーグTV

 7月30日、ZOZOマリンスタジアムで行われた千葉ロッテとオリックスの第17回戦は、6対4でオリックスが勝利し、連勝を「4」に伸ばした。

 オリックスの先発は、プロ初登板・初先発の東晃平投手。2回裏にエチェバリア選手の適時打で1点を失ったが、続く3回裏は得点圏に走者を背負いながらも無失点で切り抜ける。

 1点を追う打線は4回表、中川圭太選手、吉田正尚選手、宗佑磨選手の安打で1死満塁のチャンスをつくると、安達了一選手の投ゴロの間に1点を返す。なおも2死2、3塁の好機では紅林弘太郎選手が2点適時打を放ち、逆転に成功した。

 援護点をもらった東投手だったが、5回裏に連打で無死2、3塁のピンチを招くと、高部瑛斗選手に2点適時三塁打、レアード選手には適時二塁打を浴び、勝ち越されて降板。後を託された黒木優太投手は、菅野剛士選手を左飛に打ち取り、追加点を与えなかった。

 3対4で迎えた6回表は、杉本裕太郎選手の安打などで1死1、3塁とすると、紅林選手の犠飛で同点に追い付く。3番手・比嘉幹貴投手が3者凡退に抑えた直後の7回表は、杉本選手、宗選手の連続適時打ですぐさま2点を勝ち越した。

 以降は阿部翔太投手、本田仁海投手がそれぞれ3者凡退に切ると、2点リードの9回裏をワゲスパック投手が抑え、6対4で試合終了。勝利したオリックスは、デビュー登板となった東投手が4.2回7安打3四死球4奪三振4失点(自責点3)で無念の降板も、救援陣が無失点リレーを披露。打線は11安打6得点と、前日に続き活発だった。

 一方敗れた千葉ロッテは、高部選手が今季100安打目となる2点適時三塁打をマーク。29日にトレードで加入した坂本光士郎投手、プロ初登板の森遼大朗投手はそれぞれ1イニング無失点の好リリーフを見せたが、シーソーゲームをものにできなかった。

  123456789 計
オ 000301200 6
ロ 010030000 4

オ 東晃平-黒木優太-○比嘉幹貴-阿部翔太-本田仁海-Sワゲスパック
ロ 小島和哉-廣畑敦也-●佐々木千隼-坂本光士郎-森遼大朗

文・高橋優奈

関連リンク

試合詳細/動画はこちら
プロ初登板・初先発の東晃平をチェック
杉本裕太郎 選手名鑑
紅林弘太郎 動画/成績
パのリリーバーによる「華麗なる火消し」まとめ

記事提供:

パ・リーグ インサイト

この記事をシェア

  • X
  • Facebook
  • LINE