7月21日、PayPayドームで行われた福岡ソフトバンクと東北楽天の第11回戦は、7対0で福岡ソフトバンクが勝利した。
福岡ソフトバンク打線は2回裏、2死1塁から甲斐拓也選手があわや本塁打という当たりの適時二塁打で先制に成功。5回裏にも甲斐選手の安打を皮切りに2死1、2塁の好機をつくると、3番・柳田悠岐選手がライト線へ適時三塁打を放ち2点を追加した。
頼もしい女房役の援護を受けた、先発の千賀滉大投手は序盤を無失点で立ち上がると、3回表からは3イニング連続で3者凡退とした。6回表には無死1、2塁のピンチを招いたが、浅村栄斗選手から三振を奪うと、4番・島内宏明選手を併殺打に打ち取り、ここを凌いだ。
6回裏には押し出し四球で1点を追加。千賀投手は7回表の1死1、3塁のピンチも併殺で切り抜け、8回125球4安打3四死球8奪三振無失点で降板した。7回裏には途中出場の髙田知季選手の2点適時三塁打、8回裏には野村勇選手に7号ソロが生まれ、試合を決めた。9回表は藤井皓哉投手が締め、スコア変わらず7対0で試合終了。
福岡ソフトバンクは千賀投手の好投に打線が応えた。野村選手、今宮健太選手、甲斐選手はマルチ安打の活躍。チームの連敗も2でストップした。敗れた東北楽天は先発の岸孝之投手が5.2回110球7安打1四球6奪三振4失点。打線も中盤以降、得点圏に走者を進めたが後続が続かず。4試合連続2桁安打の打線も相手エースの前に沈黙した。
123456789 計
楽 000000000 0
ソ 01002121X 7
楽 ●岸孝之-西垣雅矢-鈴木翔天-石橋良太-ブセニッツ
ソ ○千賀滉大-藤井皓哉
文・小野寺穂高
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