7月14日、PayPayドームで行われた福岡ソフトバンクとオリックスの第13回戦は、3対2でオリックスが勝利した。
オリックスの先発は、約1カ半月ぶりの勝ち星を目指す山崎福也投手。初回は先頭の周東佑京選手に安打を許しながらも無失点で立ち上がると、2回裏、3回裏は三振を2つずつ奪う3者凡退のピッチングで流れを呼び込む。
すると打線は4回表、先頭の中川圭太選手が安打で出塁すると、続く4番・吉田正尚選手が初球を捉えて9号2ランとし、2点を先制した。先発の山崎福投手はその後も好投を続け、6回まで無失点を続けるが、7回裏、1死1塁からデスパイネ選手に3号ソロを浴び、同点に追い付かれる。
しかし直後の8回表、代わった森唯斗投手から8番・紅林弘太郎選手が勝ち越しの4号ソロを放ち、オリックスが再びリードを奪う。8回裏は阿部翔太投手が2奪三振無失点の好投でつなぐと、9回裏は守護神・平野佳寿投手が3者凡退で抑えて試合終了となった。
勝利したオリックスは、吉田正選手、紅林選手が価値ある一発を放ち、接戦に勝利。先発の山崎福投手は7回97球4安打無四死球8奪三振2失点の好投で、今季3勝目をマークした。敗れた福岡ソフトバンクは、デスパイネ選手が復帰後初本塁打となる同点弾を放つも、救援陣が粘りきれず2カード連続の負け越しとなった。
123456789 計
オ 000200010 3
ソ 000000200 2
オ ○山崎福也-阿部翔太-S平野佳寿
ソ レイ-●森唯斗-モイネロ
文・波多野瞭平
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