7月7日、京セラドーム大阪で行われたオリックスと埼玉西武の第15回戦は、6対2でオリックスが勝利した。

　オリックスの先発はプロ初登板の椋木蓮投手。初回は走者を出すも、2奪三振無失点で立ち上がる。2回以降も得点を与えない粘りの投球を見せ、4回表からは、3イニング連続で3者凡退に打ち取る素晴らしい投球を披露。6回2安打2四球7奪三振無失点の内容で降板した。

　打線は初回、先頭の野口智哉選手の二塁打などで2死満塁のチャンスをつくるも、あと一本が出ず無得点に終わる。2回以降も相手先発の今井達也投手の前に、5回まで得点を奪えない。しかし6回裏、1死1、2塁とすると、杉本裕太郎選手の適時二塁打や紅林弘太郎選手の犠飛などで、3点を先制する。

　3点リードで迎えた7回裏には、1死満塁から相手投手の暴投と杉本裕太郎選手の適時打で3点を追加。8回表にビドル投手が愛斗選手の6号2ランで4点差に追い上げられたが、リードは守り切り、6対2で試合終了。

　勝利したオリックスは、椋木投手がプロ初勝利をマーク。打線は、杉本選手が2本の適時打で2安打3打点、野口選手が2安打の活躍を見せた。一方敗れた埼玉西武は、今季初先発となった今井投手が、6回4安打5四球7奪三振3失点で敗戦投手に。打線では愛斗選手が6号2ランを放つ活躍を見せるも、反撃及ばずこのカードスイープとはならなかった。

　 １２３４５６７８９ 計
西 ０００００００２０ ２
オ ０００００３３０Ｘ ６

西 ●今井達也-ボー・タカハシ
オ ○椋木蓮-黒木優太-ビドル-張奕-本田仁海

文・成田理亮

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