◇オリックス対埼玉西武 第13回戦(5日・京セラドーム大阪)
埼玉西武の森友哉選手が打っては一時勝ち越しの本塁打を含む3安打、守っては7投手をリードする活躍で、4時間超えの接戦を勝利に導いた。
埼玉西武の正捕手・森選手は開幕以来打撃の調子が上がらず、故障離脱も経験するなど苦しいシーズンを送っていた。しかし、6月28日の北海道日本ハム戦で2安打1打点の活躍をして以来、持ち前の打棒が復活。直近4試合で14打数8安打と調子上向きで迎えた今試合でも、8回表に特大の2号ソロをマーク。守備でも5回裏に盗塁阻止を見せるなど7投手を引っ張り、終盤のピンチも落ち着いたリードで守り抜いた。
現在2位と「1」差で3位と好調の埼玉西武。今季は長年課題だった投手陣が整備され、チーム防御率はリーグトップだ。森選手が本来の打撃を取り戻して攻撃力が増せば、首位浮上の可能性も大いに考えられる。
文・村井幸太郎
◇森選手(8回表、2号ソロ)コメント
「打ったのは真っすぐです。追い付かれた直後の先頭打者だったので、出塁を意識していました。打った瞬間、手応えはバッチリでした!」
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