7月1日、札幌ドームで行われた北海道日本ハムとオリックスの第11回戦は、2対1で北海道日本ハムがカード初戦をものにした。
北海道日本ハムの先発は上沢直之投手。2回表、二塁打と四球で2死1、3塁のピンチを招くも、紅林弘太郎選手を二飛に打ち取り無失点で切り抜ける。すると打線は直後の2回裏、2死1塁から石井一成選手の適時三塁打で1点を先制。さらに4回裏、野村佑希選手の二塁打などで2死3塁とすると、相手の失策により1点を追加した。
援護をもらった上沢投手は、毎回ランナーを背負いながらも粘りの投球を続ける。しかし、7回表に2死1、2塁からマッカーシー選手に適時二塁打を許し降板。2死2、3塁の場面でマウンドに上がった堀瑞輝投手は、代打・佐野皓大選手を二ゴロに仕留めてこのピンチを脱した。
8回表は北山亘基投手が1死2塁を無失点でしのぐと、1点リードの最終9回表を石川直也投手が締め、2対1で試合終了。勝利した北海道日本ハムは、上沢投手が6.2回8安打6四死球1失点の粘投。リリーフ陣も無失点でつなぎ、手に汗握る接戦を制した。
一方のオリックスは、先発の山岡泰輔投手が8回4安打1四球4奪三振2失点(自責点0)と力投するも、打線が応えられず。9安打を放ちながらも本塁が遠く、わずか1得点にとどまった。
123456789 計
オ 000000100 1
日 01010000X 2
オ ●山岡泰輔
日 ○上沢直之-堀瑞輝-北山亘基-S石川直也
文・高橋優奈
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