【ファーム】黒瀬健太が逆転2ラン! 投打がかみ合った福岡ソフトバンクが勝利

パ・リーグ インサイト

2022.6.26(日) 16:10

福岡ソフトバンクホークス・黒瀬健太選手(C)パーソル パ・リーグTV
福岡ソフトバンクホークス・黒瀬健太選手(C)パーソル パ・リーグTV

 6月26日、大分市・別大興産スタジアムで行われた福岡ソフトバンクとオリックスのウエスタン・リーグ公式戦、第17回戦は5対1で福岡ソフトバンクが勝利した。

 福岡ソフトバンクの先発・奥村政稔投手は、初回を3者凡退に抑える上々の立ち上がりを披露。しかし2回表、四球と安打で走者を抱えると、2死から中川拓真選手に適時打を浴び、先制を許す。3回以降は粘りの投球で要所を締めたが6回表、1死を取ったところで治療のためベンチへ下がり、そのまま降板。5.1回80球4安打4四球3奪三振1失点の投球内容だった。

 一方の打線は2回裏、先頭の真砂勇介選手が安打で出塁し、1死2塁と得点圏に走者を置く。ここで、黒瀬健太選手がバックスクリーン直撃の5号2ランを放ち、逆転に成功した。5回裏には、笹川吉康選手、川瀬晃選手の安打などで1死1、3塁の好機をつくると、内野ゴロの間に3塁走者が生還。さらに野村大樹選手に適時打が生まれ、4対1とリードを広げる。

 後を託された救援陣は、6回表途中から泉圭輔投手が登板。打者2人をきっちり抑えると、直後の攻撃で川瀬選手の適時打によりスコアは5対1に。以降は7回表を笠谷俊介投手、8回表を尾形崇斗投手と無失点でつなぐ。最終9回表は、中村亮太選手がマウンドへ上がると、味方の失策で走者を出しながらも無失点で抑え、試合を締めた。

 勝利した福岡ソフトバンクは投手陣が好投。2番手の笠谷投手、3番手の尾形投手が1イニングを3者凡退に抑える投球を披露した。打っては、真砂選手が3安打、黒瀬選手が2安打1本塁打2打点、地元大分出身の川瀬選手が2安打1打点の活躍だった。

 一方オリックスは、打線が散発4安打とつながりを欠いた。一方、6番手・村西良太投手が1イニング2三振を奪い3者凡退に抑える好投をみせ、状態の良さを首脳陣にアピールしている。

  123456789 計
オ 010000000 1
ソ 02002100X 5

オ ●バルガス-吉田凌-漆原大晟-齋藤綱記-小木田敦也-村西良太
ソ ○奥村政稔-泉圭輔-笠谷俊介-尾形崇斗-中村亮太

文・谷島弘紀

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