6月19日、ベルーナドームで行われた埼玉西武とオリックスの第12回戦は、3対2で埼玉西武が勝利した。

　埼玉西武の先発は與座海人投手。初回は福田周平選手、宗佑磨選手、吉田正尚選手に3連打を浴び先制点を与える。さらに4回表にも杉本裕太郎選手に今季第7号を打たれ、2点差とされた。

　しかし4回裏、2死からオグレディ選手が四球を選ぶと、山川穂高選手の適時二塁打で1点を返す。さらに外崎修汰選手と栗山巧選手が四死球で出塁し満塁とすると、森友哉選手が適時打を放ち逆転に成功した。

　5回以降は佐々木健投手、本田圭佑投手、水上由伸投手がランナーを許しながらもそれぞれが1イニングを無失点。8回表のマウンドに上がった平良海馬投手は、3者凡退に切る完璧なピッチングを見せた。最終回は、増田達至投手が最後のバッターを空振り三振に仕留めて試合終了。

　勝利した埼玉西武は、チーム3安打ながらもチャンスを生かし4回裏に逆転。リリーフ陣も奮闘し1点のリードを守り切った。また、佐々木投手がプロ初勝利を挙げている。一方敗れたオリックスは、6回表に3塁までランナーを進めたがあと一歩及ばず。連勝とはならなかった。

　 １２３４５６７８９ 計
オ １００１０００００ ２
西 ０００３００００Ｘ ３

オ ●山崎福也-阿部翔太-黒木優太-ビドル-近藤大亮
西 與座海人-○佐々木健-本田圭佑-水上由伸-平良海馬-S増田達至

文・北村彩実

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