6月17日、ベルーナドームで行われた埼玉西武とオリックスの第10回戦は、4対2で埼玉西武が勝利した。
埼玉西武の先発は5勝目を狙う高橋光成投手。初回は2つの三振を奪うなど、オリックスの上位打線を3者凡退に抑える立ち上がり。続く2回表も3人で打ち取ると、その後も安定感ある投球を見せ、5回まで無安打に抑える好投を披露。6回表に初安打を許すも、後続を併殺に打ち取り、得点は与えない。
打線は4回裏、防御率1点台を誇るオリックス先発の山岡泰輔投手から、2死2、3塁のチャンスをつくると、外崎修汰選手が2点適時二塁打を放ち、先制に成功。6回裏には4番・山川穂高選手に2試合連続となる21号ソロが生まれ、1点を追加する。さらに1死2、3塁から平沼翔太選手がレフトへ打ち上げると、代走で起用された滝澤夏央選手がホームへ激走。見事セーフとなり、4対0となった。
6回まで被安打1に抑えていた高橋光成投手だったが、7回表に2死から4番・杉本裕太郎選手にバックスクリーンへの6号ソロを浴び、1点を返される。続く8回表に2本の安打を許した所で降板。後を継いだ平良海馬投手が宗佑磨選手に適時打を浴び1点を返されるも、後続は抑え、最少失点で切り抜ける。最終回はここまで15セーブをマークしている守護神・増田達至投手が無失点で締め、ゲームセット。
勝利した埼玉西武は、交流戦を挟んで3連勝。先発の高橋光成投手は7.0回5安打5奪三振1死球2失点で約1カ月ぶりの5勝目をマーク。打線では外崎選手が先制の適時二塁打を放つなど2安打2打点の活躍。山川選手には一発が飛び出し、通算200号本塁打まであと2本に迫った。
敗れたオリックスは、先発の山岡投手が5.1回7安打1四球5奪三振4失点で3敗目。打線では、マッカーシー選手と紅林弘太郎選手が2安打をマーク、しかし終盤のチャンスであと1本が生まれず、6連敗となった。
123456789 計
オ 000000110 2
西 00020200X 4
オ ●山岡泰輔-K-鈴木-ビドル-本田仁海
西 ○高橋光成-平良海馬-S増田達至
文・杉森早翔
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