6月10日、札幌ドームで行われた北海道日本ハムと中日の「日本生命セ・パ交流戦2022」第1回戦は、2対1で北海道日本ハムがサヨナラ勝利を収めた。
試合序盤は上沢直之投手と大野雄大投手、両先発の投げ合いに。北海道日本ハム打線は4回裏、1死2塁と初めて得点圏に走者を進めるも、後続が倒れて無得点。一方の上沢投手も、初回と4回表にピンチを背負うが、要所を締めて0を並べる。
試合が動いたのは5回裏。先頭の淺間大基選手が二塁打で出塁すると、2死から中島卓也選手が粘った末に四球でつなぎ、1、3塁とする。ここで1番・上川畑大悟選手が3球目を捉えて適時二塁打を放ち、1点を先制した。
6回表、援護をもらった直後の上沢投手は、3者凡退の完璧なピッチング。しかし7回表、先頭のビシエド選手に内野安打で出塁を許すと、2死を奪ったものの木下拓哉選手に適時三塁打を浴びて同点に追い付かれる。
上沢投手はその後の勝ち越しは許さず、9回までを4安打2四球9奪三振1失点で投げ切る。一方の打線は、8回裏の2死1、2塁の好機を生かせず無得点で終わると、9回裏は3者凡退。両先発が踏ん張り試合は延長戦に入った。
10回表は北山亘基投手、11回表は石川直也投手が登板し、それぞれ3者凡退の快投で勝ち越しを許さず。すると11回裏、1死から清宮幸太郎選手が敵失で出塁すると、内野ゴロの間に進塁し2死2塁とする。ここで迎えた途中出場の谷内亮太選手が、2球目を捉えてセンターの頭を超えるサヨナラ打を放ち、試合を決めた。
1234567891011 計
中 00000010000 1
日 00001000001X 2
中 大野雄大-清水達也-●ロドリゲス
日 上沢直之-北山亘基-○石川直也
文・波多野瞭平
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