武藤敦貴が3安打3打点の大活躍で東北楽天が連勝! 岸孝之は7回無失点で5勝目をマーク

パ・リーグ インサイト

2022.6.9(木) 21:38

東北楽天ゴールデンイーグルス・武藤敦貴選手(C)パーソル パ・リーグTV
東北楽天ゴールデンイーグルス・武藤敦貴選手(C)パーソル パ・リーグTV

 6月9日、楽天生命パーク宮城で行われた東北楽天と広島の「日本生命セ・パ交流戦2022」第3回戦は、4対1で東北楽天が勝利した。

 東北楽天の先発・岸孝之投手は、3回表こそ1死1、3塁のピンチを招いたが本塁を踏ませず。ストライク先行の投球で4回39球の立ち上がりを見せた。一方打線は、相手先発・九里亜蓮投手に球数を投げさせながらも、3回まで無得点に終わる。

 試合が動いたのは4回裏、3安打で1死満塁の好機をつくると9番・武藤敦貴選手の犠飛で1点を先制。続く西川遥輝選手は、「(ここから)新たな気持ちで頑張ります」と18試合ぶりの打点をマークし、 東北楽天が2点をリードする。

 援護を受けた岸孝之投手は、以降も安定した投球を見せる。7回表、2死満塁のピンチで迎えた中村奨成選手との対戦は、気迫のこもった真っ直ぐで見逃し三振を奪った。7回105球6安打1四球4奪三振無失点の好投で、中継ぎ陣にマウンドを託す。

 8回表は安樂智大投手が無失点でつなぐと、裏の攻撃では2死2、3塁から武藤選手が2点適時三塁打を放ち、貴重な追加点。4点リードの9回表は3連投の宋家豪投手が登板する。しかし1失点を喫し、なおも一発が出れば同点の場面で降板。最後は守護神・松井裕樹投手が三振で試合を締めた。

 勝利した東北楽天は投打がかみ合い、2連勝でカード勝ち越しを決めた。先発の岸孝之投手は、自身のキャリアで広島から初白星を挙げ、12球団からの勝利を達成。打線では武藤選手が3安打3打点、銀次選手、鈴木大地選手からマルチ安打が生まれている。

  123456789 計
広 000000001 1
楽 00020002X 4

広 ●九里亜蓮-矢崎拓也-薮田和樹-塹江敦哉
楽 ○岸孝之-安樂智大-宋家豪-S松井裕樹

文・小野寺穂高

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