鷹また継投失敗で痛恨逆転負け モイネロ4戦連続失点 貯金ゼロで交流戦へ

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2018.5.27(日) 16:30

7回に痛恨の逆転打を打たれた福岡ソフトバンクのモイネロ(C)PLM
7回に痛恨の逆転打を打たれた福岡ソフトバンクのモイネロ(C)PLM

楽天は7回に代打・今江が勝ち越しの2点適時三塁打

福岡ソフトバンクが痛恨の逆転負けを喫し、5割に逆戻りとなった。27日、本拠地ヤフオクドームで行われた楽天戦。4回に逆転に成功したものの、7回に継投策が失敗して3点を失い、4‐8で逆転負け。23勝23敗となり、借金生活突入の危機に立ったまま、29日からの交流戦に向かうことになった。

落とし穴は7回に待っていた。4回にデスパイネ、松田の2者連続ソロ本塁打で逆転したが、6回に同点とされると、7回の継投が完全に裏目に出た。先発の武田が、1死から田中、茂木に連打を許して一、二塁となると、ホークスベンチは継投を決断した。

藤田、銀次、ペゲーロと左打者が続く場面で、マウンドに送ったのは嘉弥真ではなく、前日も2失点し3試合連続失点中のモイネロだった。左腕は、前日にソロ本塁打を浴びていた代打・今江に左中間を破られる勝ち越しの2点適時三塁打。さらに銀次にも左前適時打を許し、この回3点を奪われた。

武田は6回1/3を投げて8安打7奪三振で5失点。モイネロは1失点で、これで4試合連続失点となった。サファテ、岩嵜を欠くリリーフ陣の中で頼みの綱だったはずの左腕の連続失点は、ここにきて新たな不安材料に。これでソフトバンクは3カード連続の負け越し。ここ10試合は2勝8敗となった。

楽天はカード勝ち越しを決めた。先発の塩見は5回3失点で降板したが、打線は1点ビハインドの6回2死二塁でウィーラーが中前安打を放ち同点に。7回には1死一、二塁のチャンスを作ると、代打・今江が左中間を破る2点適時三塁打で勝ち越しに成功。銀次も左前適時打を放ち、リードを広げた。8回には田中が2試合連発となる2号2ランを放ってダメを押した。

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