万波中正が自身初のマルチ本塁打&5打点! 中盤以降に猛攻の北海道日本ハムが快勝

パ・リーグ インサイト

2022.5.18(水) 21:45

北海道日本ハムファイターズ・万波中正選手(C)パーソル パ・リーグTV
北海道日本ハムファイターズ・万波中正選手(C)パーソル パ・リーグTV

 5月18日、ほっともっとフィールド神戸で行われたオリックスと北海道日本ハムの第10回戦は、11対4で北海道日本ハムが勝利した。

 先手を取ったのは北海道日本ハムだった。4回表、2死から野村佑希選手が安打で出塁すると、万波中正選手が相手先発・ワゲスパック投手の変化球をスタンド中段まで運び、2点を先制した。

 先発の生田目翼投手は、初回を3者凡退に打ち取る上々の立ち上がりを見せる。3回裏に1死2塁のピンチを切り抜けると、援護をもらった直後の4回裏も、走者を許しながら無失点で終える。5回表には松本剛選手の適時打でリードを広げた。

 しかし5回裏、好投を続けていた生田目翼投手が一転して相手打線につかまる。杉本裕太郎選手に四球を与えると、2死1塁から3連続適時打で一気に3対3の同点に。ここでマウンドに上がった吉田輝星投手が後続を断ち、なんとか勝ち越しは阻止した。

 すると6回表、無死2塁から清宮幸太郎選手の適時打ですぐさまリードを取り返す。さらにこの回、1死1、2塁の場面で石井一成選手に適時3塁打が飛び出し2点を追加したが、6回裏に中川圭太選手の本塁打で点差を2点に縮められてしまう。

 それでも打線の猛攻は続き、7回裏にはアルカンタラ選手のソロ本塁打、万波選手のこの試合2本塁打目となる7号3ランなどで5点を追加。8回以降を堀瑞輝投手、北山亘基投手がそれぞれ1イニングずつ抑え、試合終了。

 勝利した北海道日本ハムは、15安打11得点と打線が爆発。万波中正選手は自身初のマルチ本塁打含む3安打5打点の活躍を見せた。好救援の吉田投手が今季初白星をマークしている。一方のオリックスは、先発のワゲスパック投手が6回途中5失点で今季3敗目。打線も追い上げを見せていたが、富山凌雅投手が5失点と崩れた。

  123456789 計
日 000213500 11
オ 000031000 4

日 生田目翼-○吉田輝星-宮西尚生-石川直也-堀瑞輝-北山亘基
オ ●ワゲスパック-比嘉幹貴-富山凌雅-張奕-黒木優太

文・吉村穂乃香

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