5月1日、京セラドーム大阪で行われたオリックスと埼玉西武の第9回戦は、2対1で埼玉西武が接戦を制した。
埼玉西武は2回表、中村剛也選手とオグレディ選手の連打で1死1、3塁とする。このチャンスで7番・山田遥楓選手が犠飛を放ち、1点を先制。山田選手は「中村さんの走塁のおかげです。中村さんナイスランです!」とコメントした。
先発のエンス投手は2回裏、2死3塁から7番・バレラ選手の適時打で1点を失う。その後も得点圏に走者を背負うピッチングが続いたが、本塁は踏ませず。一方の打線は、相手先発・山岡泰輔投手に封じ込まれ、1対1のまま試合は折り返した。
8回裏、2番手としてマウンドに上がった平良海馬投手は、先頭の9番・池田陵真選手に安打を浴びるなど、2死満塁のピンチを背負うも、5番・安達了一選手を内野ゴロに仕留め、無失点で切り抜ける。すると打線は9回表、4番・山川穂高選手が左翼席へ9号ソロを運び、勝ち越しに成功した。
1点リードの9回裏は、増田達至投手が1死2、3塁のピンチを無失点でしのぎ、2対1で試合終了。増田投手は、NPB史上18人目の通算150セーブを達成した。
勝利した埼玉西武は、先発のエンス投手が7回7安打3四球3奪三振1失点と粘りのピッチングを披露。後を受けた平良投手が一打勝ち越しのピンチを無失点で抑えると、山川選手に勝ち越し弾が生まれた。
一方惜敗したオリックスは、先発の山岡投手が7回7安打11奪三振1失点の好投、池田選手はうれしいプロ初安打をマークしたものの、打線が再三の好機を生かせず。9安打を放ちながらも、わずか1得点に終わった。
123456789 計
西 010000001 2
オ 010000000 1
西 エンス-○平良海馬-S増田達至
オ 山岡泰輔-富山凌雅-●ビドル
文・高橋優奈
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