【ファーム】序盤に4得点の千葉ロッテが逃げ切り連勝。土肥星也は今季初勝利

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2022.5.1(日) 15:20

千葉ロッテマリーンズ・土肥星也投手(C)パーソル パ・リーグTV
千葉ロッテマリーンズ・土肥星也投手(C)パーソル パ・リーグTV

 5月1日、成田ナスパ・スタジアムで行われた千葉ロッテと東北楽天のイースタン・リーグ公式戦、第5回戦は4対3で千葉ロッテが勝利した。

 千葉ロッテの先発・土肥星也投手は、初回、2回と走者を出しながらも粘りの投球で無失点に抑える。すると打線は2回裏、無死1塁から加藤匠馬選手の適時二塁打で先制。さらに安打と四球で無死満塁とすると、平沢大河選手の適時打と2つの押し出し四球でこの回一挙4点を奪った。

 しかし、援護をもらった土肥投手はその後も調子を取り戻せず。4回表の無死満塁のピンチから併殺の間に1点を失うと、5回表には2死1、2塁から和田恋選手に2点適時二塁打を浴び、点差は1点となった。土肥投手は結局この回限りで降板。5回81球7安打2四死球3失点の内容だった。

 6回表からは国吉佑樹投手が登板。得点圏に走者を置きながらも2イニングを無失点で切り抜けると、8回表は鈴木昭汰投手が3者凡退の快投を見せる。1点リードの9回表は八木彬投手が登板。2死1、2塁のピンチを招きながらも、最後は和田恋選手を内野ゴロに打ち取り試合終了となった。

 勝利した千葉ロッテは、序盤に4点を奪うと、その後は継投で逃げ切り連勝。先発の土肥星也投手が苦しみながらも今季初勝利を挙げた。打線では池田来翔選手、谷川唯人選手がマルチ安打の活躍。敗れた東北楽天は、千葉ロッテを上回る8本のヒットを放つも、好機であと一本が出なかった。

  123456789 計
楽 000120000 3
ロ 04000000X 4

楽 ●引地秀一郎-吉川雄大-寺岡寛治-渡邊佑樹-西垣雅矢
ロ ○土肥星也-国吉佑樹-鈴木昭汰-S八木彬

文・波多野瞭平

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