呉念庭が決勝タイムリー! 埼玉西武が2試合連続完封勝利で3位に浮上

パ・リーグ インサイト

2022.4.20(水) 21:04

埼玉西武ライオンズ・呉念庭選手(C)パーソル パ・リーグTV
埼玉西武ライオンズ・呉念庭選手(C)パーソル パ・リーグTV

 4月20日、ベルーナドームで行われた埼玉西武と千葉ロッテの第5回戦は、3対0で埼玉西武が勝利。チームは2試合連続の完封勝利を収め、3位に浮上した。

 埼玉西武の先発は松本航投手。四球で走者を背負いながらも、安打を許さない投球で6回まで無失点投球を披露。7回表に安打と四球などで2、3塁のピンチを招き、2死としたところで降板したが、ここは後を受けた水上由伸投手が無失点でつないだ。

 一方の打線は、千葉ロッテ先発の美馬学投手の前に6回まで無安打と好機をつくれない。しかし7回裏、4番・山川穂高選手が安打で出塁、続く外崎修汰選手の犠打で得点圏に進むと、6番・呉念庭選手の適時二塁打で先制に成功した。

 以降は8回表を平良海馬投手が3者連続三振に抑えると、8回裏に金子侑司選手の今季初安打などで2死1、2塁の好機をつくり、鈴木将平選手の適時打と相手失策で2点を追加した。最終9回表は増田達至投手が3者凡退に抑え、3対0で試合終了。

 勝利した埼玉西武は、松本投手が6.2回114球1安打4四球4奪三振無失点の力投。7回途中から登板した水上投手は、プロ初勝利をマークした。一方敗れた千葉ロッテは、美馬投手が6.2回89球2安打6奪三振3四死球1失点投球も、打線が援護できず。連続無得点イニングは「28」となった。

  123456789 計
ロ 000000000 0
西 00000012X 3

ロ ●美馬学-東條大樹-廣畑敦也
西 松本航-○水上由伸-平良海馬-S増田達至

文・東海林諒平

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