3月24日、杉本商事バファローズスタジアム舞洲で行われたオリックスと阪神のウエスタン・リーグ公式戦、第2回戦は8対1でオリックスが勝利した。

　オリックスが序盤から主導権を握った。初回、先頭の西野真弘選手が三塁打で出塁すると、続くバレラ選手に適時打が生まれて幸先よく先制点を奪う。さらに佐野如一選手も適時二塁打を放つと、この回2点を先制。2回裏には池田陵真選手の2点適時打などで4点を追加し、6対0と阪神の先発・秋山拓巳を攻略した。

　一方、オリックスは山崎福也投手が先発。安定感のある投球で、6回まで相手打線を3安打に抑える好投を披露する。7回に連打で1失点したものの7回91球6安打3奪三振1失点にまとめ、開幕に向けて順調な仕上がりを見せた。打線は8回裏に2点を追加しリードを広げると、9回表のマウンドを2番手・増井浩俊投手が回跨ぎで締めて試合終了。

　勝利したオリックスは、先発・山崎福投手が与四死球「0」と安定した制球を披露。10安打8得点の打線は序盤を中心につながり、連敗を「4」でストップした。新外国人・バレラ選手、新人・池田選手、佐野如選手がそれぞれ2打点の活躍を見せている。

　 １２３４５６７８９ 計
神 ００００００１００ １
オ ２４０００００２Ｘ ８

神 ●秋山拓巳-守屋功輝-加治屋蓮-鈴木勇斗
オ ○山崎福也-増井浩俊

文・小野寺穂高

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