高木渉〜長打力が最大の武器。レギュラー獲りを狙う若武者~(埼玉西武ライオンズ)【インサイト的選手名鑑】

パ・リーグ インサイト

2022.3.3(木) 21:40

埼玉西武ライオンズ・高木渉選手(C)パーソル パ・リーグTV
埼玉西武ライオンズ・高木渉選手(C)パーソル パ・リーグTV

高木渉(たかぎ・わたる)/外野手

#73/1999年12月6日生まれ
182cm・88kg/右投左打


 真颯館高校から、2017年のドラフト育成1位で埼玉西武に入団。背番号「121」でスタートを切った2018年は、二軍で75試合に出場し、打率.278、6本塁打、24打点。高卒1年目ながら存在感を発揮した。そして同オフ、まず目標に掲げていた支配下登録を勝ち取り、背番号は「73」に。
 
 支配下1年目の2019年は、ファームでチームトップタイの12本塁打を記録。6月6日の広島戦でプロ初出場も果たした。翌2020年は二軍スタートとなるも、8月11日に一軍昇格。13日の試合で1番に抜てきされ、プロ初ヒットを記録した。

 その後はけがで離脱。9月に復帰すると、同月12日にはプロ初本塁打を放った。最終的には12試合で打率.175、2本塁打5打点をマーク。飛躍が期待されたプロ4年目の2021年だったが、6試合の出場にとどまり、1安打のみと結果を残すことができなかった。

 2022年はA班で春季キャンプを迎えると、初の実戦となった2月16日の紅白戦でホームランを放ちアピール。さらに27日の練習試合では、2打席連続のホームランも記録した。若手外野手の激しい競争を勝ち抜き、一軍定着、そしてレギュラーを狙う。

【2021年一軍成績】
6試合 17打席1安打0本塁打1打点2四球 打率.067 出塁率.176 OPS.310


文・鈴木優菜

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「ライオンズの高木」の系譜を継ぐ存在となるか。その広角打法は魅力十分の、18歳の若武者・高木渉
2018年、高卒ルーキーながらファームで活躍を見せた高木選手。序盤から持ち味のバットコントロールと広角に打つ能力を発揮し、注目を集めた。

☆高木渉選手の動画はこちらから!

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