上沢直之が4年ぶりの完封勝利。首位・埼玉西武に連勝でゲーム差は2.5に

パ・リーグ インサイト

2018.5.16(水) 21:24

北海道日本ハムファイターズ・杉谷拳士選手(C)PLM
北海道日本ハムファイターズ・杉谷拳士選手(C)PLM

東京ドームで行われた北海道日本ハム対埼玉西武の第7回戦。首位・埼玉西武と3.5ゲーム差で迎える重要な試合を任された北海道日本ハムの先発は、上沢投手。6試合で防御率1.73とリーグ屈指の安定感を誇る右腕は、4勝目をつかむことができるのか。

対する埼玉西武の先発は十亀投手だ。4月17日、同じく東京ドームで行われた北海道日本ハム戦では、6回途中5失点と打ち込まれて敗戦を喫しているだけに、そのリベンジを目指す。

初回、両先発はともに3者凡退の立ち上がり。その後も走者こそ背負うもののことごとく決定機を凌ぎ、試合は投手戦の様相を呈する。6回までに両先発が許した安打はいずれも2本ずつのみで、試合終盤までスコアボードには次々と0が刻まれていった。

試合の均衡を破ったのは北海道日本ハムだった。7回裏、この回先頭の清宮選手が埼玉西武・秋山選手の失策で無死3塁とチャンスメイクすると、1番・西川選手が犠飛。試合終盤で北海道日本ハムが先制に成功した。

先発の上沢投手は、終始安定した投球を披露。1対0と北海道日本ハムの1点リードで迎えた9回表、埼玉西武の先頭の源田選手、続く浅村選手に安打を許してピンチを迎えるも、その後はテンポよくしっかり抑え、見事完封勝利で試合を締めくくった。

東京ドーム開催の2戦目は1対0で北海道日本ハムが勝利。敗れた埼玉西武は、先発・十亀投手が7回途中まで粘りの投球を見せるも敗戦。自慢の打線も上沢投手を前にわずか4安打と沈黙し、2連敗を喫してしまった。

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