10月19日、京セラドーム大阪で行われたオリックスと東北楽天の第23回戦は、6対3でオリックスが勝利。
オリックスは2回裏、2死から6番・T-岡田選手が完璧な当たりの17号ソロを右中間へ運び、1点を先制する。
序盤から援護を受けた先発・田嶋大樹投手は、2回表に無死1、2塁のピンチを背負うも、杉本裕太郎選手の好返球により無失点で切り抜ける。しかし3回表、2死から3番・浅村栄斗選手の16号ソロ、5回表には9番・太田光選手の4号ソロを被弾し、1点を追う展開となる。
2対1で迎えた5回裏は、2死から7番・安達了一選手が四球で出塁。盗塁で進塁し、2死2塁の好機をつくると、8番・紅林弘太郎選手が左中間を真っ二つに割る適時二塁打を放ち、試合を振り出しに戻す。なおも好機で9番・若月健矢選手、2番・宗佑磨選手にも適時打が生まれ、3点のリードを得た。
7回表は、3番手としてマウンドに上がった富山凌雅投手が1点を失うも、8回裏の紅林選手の適時打で再び3点差に。6対3で迎えた最終9回表は、平野佳寿投手が無失点に抑えて試合終了。
勝利したオリックスは田嶋投手が5回6安打2本塁打2四球4奪三振2失点の内容。打線は5回裏に、2死からの集中打で4得点を挙げ、逆転に成功した。一方、敗戦した東北楽天は、先発・早川隆久投手が5回途中4安打1本塁打2四球4奪三振5失点と振るわず。浅村選手、太田選手にそれぞれ一発が生まれるも、打線がつながりを欠いた。
123456789 計
楽 001010100 3
オ 01004001X 6
楽 ●早川隆久-ブセニッツ-安樂智大-酒居知史-涌井秀章
オ ○田嶋大樹-海田智行-富山凌雅-ヒギンス-S平野佳寿
文・高橋優奈
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