10月18日、楽天生命パーク宮城で行われた東北楽天と北海道日本ハムの第25回戦は、5対0で北海道日本ハムが勝利。北海道日本ハムは対戦成績11勝12敗2分で、東北楽天との今季最終戦を終えた。
北海道日本ハムは初回、1死2塁といきなり得点機をつくると、淺間大基選手の安打で1、3塁にチャンスを広げる。続く野村佑希選手、高濱祐仁選手に連続適時打が飛び出し、2点を先制した。
初回から援護をもらった先発の加藤貴之投手は、テンポの良い投球で相手打線を翻ろう。5回を投げ終えた時点で被安打1、53球と完全に東北楽天打線を封じ込める。すると6回表、打線が1死1、2塁と再び好機を演出し、万波中正選手の4号3ランで5対0とした。
6回裏に招いた2死1、3塁のピンチを脱した加藤投手は、プロ初完封を目指して9回のマウンドへ。1番からの好打順を危なげなく3者凡退に抑え、5対0で試合終了。
勝利した北海道日本ハムは、先発の加藤投手が104球を投げ切り、プロ初完投初完封勝利。打線では、貴重な追加点を挙げる3ランを放った万波選手に加え、「8番・遊撃手」でプロ初出場を果たした細川凌平選手が初安打を放つなど、若手の活躍が目立った。一方の東北楽天は、チーム全体で3安打と抑え込まれ、連敗を喫した。
123456789 計
日 200003000 5
楽 000000000 0
日 ○加藤貴之
楽 ●弓削隼人-西口直人-福井優也-ブセニッツ-涌井秀章-森原康平
文・吉村穂乃香
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