10月16日、ZOZOマリンスタジアムで行われた千葉ロッテと福岡ソフトバンクの第23回戦は、10対4で福岡ソフトバンクが勝利した。
福岡ソフトバンクは1回裏、レアード選手の27号2ランと山口航輝選手の9号ソロで0対3と先制を許してしまうが、直後の2回表にすぐさま反撃を見せる。今宮健太選手の二塁打などで2死2、3塁とすると、牧原大成選手、栗原陵矢選手に連続適時打が生まれ、1点差に。続く柳田悠岐選手が「真っ直ぐに少し詰まりましたが、いいスイングで振り抜くことができました」と振り返る28号3ランを放ち、会心の一発で5対3と逆転に成功する。
3回裏に中村奨吾選手の9号ソロで4対5とされるも、4回表に栗原選手に19号ソロが飛び出して1点を追加。さらに2死1塁からデスパイネ選手が適時二塁打を放ち、7対4とリードを3点差に広げる。本塁打を打った栗原選手は「とにかく追加点をという気持ちだけでした。試合の流れを考えても、いい追加点となったと思います」と振り返った。
6回表に栗原選手の犠飛、7回表にはデスパイネ選手の8号ソロが生まれ、9対4に。9回表には2死満塁から栗原選手が押し出し四球を選び、ダメ押しの1点を挙げる。6点リードで迎えた最終9回裏を5イニング目の杉山一樹投手が3者凡退に打ち取り、10対4で試合終了。
勝利した福岡ソフトバンクは、先発・石川柊太投手が4回81球7安打4失点と本領発揮ならずも、2番手・杉山一樹投手が5回63球無安打無失点と奮闘。先制を許したものの、打線は栗原選手が3安打4打点など15安打3本塁打と千葉ロッテの投手陣を打ち崩した。一方、敗戦した千葉ロッテは、先発・二木康太投手が1.2回57球5安打5失点と2回途中で無念の降板。救援陣も失点を重ね、大量リードを許した。
123456789 計
ソ 050201101 10
ロ 301000000 4
ソ 石川柊太-○杉山一樹
ロ ●二木康太-小野郁-鈴木昭汰-ハーマン-東妻勇輔-田中靖洋
文・下村琴葉
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