9月29日、ZOZOマリンスタジアムで行われた千葉ロッテとオリックスの第21回戦は、15対2でオリックスが勝利。首位攻防戦2連勝を飾り、首位・千葉ロッテとのゲーム差を「1」とした。
オリックスの先発はプロ初勝利を目指す山崎颯一郎投手。初回、2四球を与えて2死1、2塁のピンチを招いたが、5番・佐藤都志也選手を外野フライに抑え無失点で切り抜けた。しかし2回裏に2死1塁から9番・加藤匠馬選手にプロ初アーチを浴び、2点を先制される。
2点を追いかける打線は5回表、先頭の宗佑磨選手が安打で出塁すると、吉田正尚選手に適時二塁打が生まれ1点を返す。続く杉本裕太郎選手も安打でつないで2死1、3塁から、モヤ選手の10号3ランで逆転に成功。さらに2死1、2塁から福田周平選手にも2点適時二塁打、6回表にも吉田正選手の21号ソロでリードを5点に広げた。
援護を受けた山崎颯投手は6回裏、死球と安打で1死1、2塁のピンチを招き、6番・山口航輝選手を見逃し三振に打ち取ったところで降板。後を受けた海田智行投手が後続を打ち取り、ここは無失点で切り抜けた。
打線は7回表、安打と申告敬遠から2死1、2塁の好機とすると、杉本選手、T-岡田選手が連続適時打を放ち3点を追加。9回表には紅林弘太郎選手、山足達也選手、宗選手に適時打が生まれるなど、5点を加えた。9回裏はK-鈴木投手が無失点に抑え、15対2で試合終了。
勝利したオリックスは、先発・山崎颯投手が5.2回103球4安打4四死球5奪三振2失点でプロ初勝利をマーク。打線は21安打15得点の猛攻を見せ、投手陣を援護した。敗れた千葉ロッテは先発・美馬学投手が4.1回9安打2四球3失点と先発の役目を果たせず。打線も2得点にとどまり、大事な首位攻防戦で痛い連敗を喫した。
123456789 計
オ 000061305 15
ロ 020000000 2
オ ○山崎颯一郎-海田智行-吉田凌-村西良太-K-鈴木
ロ ●美馬学-東妻勇輔-田中靖洋-小野郁-唐川侑己
文・巴 寛道
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