9月23日、タマホームスタジアム筑後で行われた、福岡ソフトバンクとオリックスのウエスタン・リーグ公式戦第29回戦は、11対0で福岡ソフトバンクが勝利した。
福岡ソフトバンクは初回、先頭打者の柳町達選手が安打で出塁すると、川原田純平選手の内野安打に失策が絡んで無死1、3塁に。続く真砂勇介選手が左中間に3号先制3ランをたたきこむ。猛攻は止まらず、水谷瞬選手の適時打で追加点を挙げると、2死満塁の場面では柳町達選手が走者一掃の適時打。打者11人で7得点を奪い、一気に試合の主導権を握った。
打線は2回裏にも1死満塁の得点機をつくると、渡邉陸選手の適時打などで4点を追加した。大量リードをもらった先発・大関友久投手は、度々得点圏に走者を背負いながらも、無失点で切り抜けてオリックスに反撃の隙を与えない。
8回終了時点で119球を投じていた大関投手だったが、9回表にも引き続きマウンドへ。西野真弘選手に安打こそ許したが、後続を打ち取り11対0で試合終了。大関投手は9回133球を投げ切り、プロ初完封勝利を収めた。
勝利した福岡ソフトバンクは、初回に先頭打者から6連打を放つなど、序盤に大量得点を奪って逃げきった。一方敗れたオリックスは、先発・山下舜平大投手が2回79球9安打11失点と乱調。しかし、3回以降は3投手で6イニングを3安打無失点に抑え込む好投を見せており、敗戦の中にも一定の収穫を感じさせた。
123456789 計
オ 000000000 0
ソ 74000000X 11
オ ●山下舜平大-鈴木優-漆原大晟-澤田圭佑
ソ ○大関友久
文・吉村穂乃香
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