9月22日、タマホームスタジアム筑後で行われた福岡ソフトバンクとオリックスのウエスタン・リーグ公式戦、第28回戦は7対2でオリックスが勝利した。
オリックスは2回表に大下誠一郎選手の四球、西野真弘選手の安打で無死1、3塁から、松井雅人選手が右犠飛を放ち、先制に成功。先発の増井浩俊投手は1回裏、2つの三振奪い3者凡退に抑える上々の立ち上がり。だが先制直後の2回裏、先頭の4番・アルバレス選手の3号ソロで同点とされた。
しかし直後の3回表、敵失策をきっかけに1死2、3塁のチャンスを作ると、中川圭太選手がセンターへの2点適時三塁打を放って勝ち越し。さらに2死満塁から押し出しの四球、平野大和選手の適時内野安打でこの回4得点、5回表にも松井選手にライトへの適時二塁打が生まれ、5回までに5得点を挙げた。
援護を受けた増井投手だったが、3回裏に1死から3連打で1失点。なおも四球で1死満塁のピンチを招いたが、ここは最少失点で切り抜けると、以降は追加点を許さず、5回5安打1四球8奪三振2失点で降板。6回裏は金田和之投手が走者を背負いながらも無失点でつないだ。
打線は7回表、またしても松井選手の二塁打をきっかけにチャンスを作り、相手のけん制悪送球で1点を追加。7回以降は齋藤綱記投手、村西良太投手、張奕投手が1イニングずつの継投で反撃を許さず、7対2でオリックスが勝利。松井選手は2安打3打点の活躍で勝利に大きく貢献した。
一方敗れた福岡ソフトバンクは、先発のC.スチュワート・ジュニア投手が2.2回3安打5四球5失点の内容。打線はオリックスを上回る8安打を放ったが、好機であと一本が出なかった。
123456789 計
オ 014010100 7
ソ 011000000 2
オ ○増井浩俊-金田和之-齋藤綱記-村西良太-張奕
ソ ●C.スチュワート・ジュニア-田浦文丸-尾形崇斗-高橋礼-川原弘之-高橋純平
文・森裕晃
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