中島卓也が人生2本塁打目の満塁弾。直接対決連勝で2位が入れ替わり

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2018.5.12(土) 17:38

北海道日本ハムファイターズ・中島卓也選手(C)PLM
北海道日本ハムファイターズ・中島卓也選手(C)PLM

2位・福岡ソフトバンクと3位・北海道日本ハムのカード2戦目。昨夜は北海道日本ハムが延長戦にもつれる熱戦を制しゲーム差を0とした。両チームともに絶対に負けられない戦い、福岡ソフトバンクは先発マウンドにバンデンハーク投手を送る。やや不安定な投球が続いている助っ人右腕は大事な一戦でどのような投球を見せるか。対する北海道日本ハムの先発は有原投手。ここまで4戦3勝と、勝利を呼び込む投球でチームに白星をもたらしている右腕に期待がかかる。

注目の2位攻防戦は初回から動きを見せる。1回裏、先頭打者の中村晃選手が粘った末の9球目を叩き、右翼席へ2試合連続の4号ソロ。さらに1死から打席に入った3番・柳田選手が初球を豪快なスイングで完璧に捉え10号ソロを叩き込む。初回から有原投手を一発攻勢で攻め立てて福岡ソフトバンクが2点を先制する。

しかし続く2回表に北海道日本ハムが反撃を開始。この回先頭の中田選手が四球で出塁すると1死から6番・石井一選手が適時二塁打。なおも1死2塁の好機で続く杉谷選手が死球、清水選手の安打で1死満塁とすると、9番・中島卓選手が右翼席へ1号満塁弾。中島卓選手にまさかの一発が飛び出し北海道日本ハムが5対2とすぐさま試合をひっくり返す。

リードを握られてしまった福岡ソフトバンクは2回裏、1死2塁から1番・中村晃選手が中前適時打を放って1点を返し、3対5と2点差に詰め寄るが、以降は5回まで有原投手の前に得点を挙げられず、試合は北海道日本ハムリードのまま中盤へ。

序盤は乱打戦の様相を見せていた試合は中盤から投手戦へ。北海道日本ハムは6回・公文投手、浦野投手、7回・西村投手、8回・宮西投手とつなぐ継投で福岡ソフトバンクに得点を許さず。9回は守護神のトンキン投手が抑えて試合終了。試合は5対3で北海道日本ハムが勝利した。

北海道日本ハムは中島卓選手が衝撃の満塁弾。先発・有原投手は5回3失点の内容も、後を受けたリリーフ陣がリードを守り切って勝利した。敗れた福岡ソフトバンクは初回に2点を先制するが、バンデンハーク投手が2回表につかまり5失点。2番手・中田投手が7回から3イニングスを無失点に抑える好リリーフで味方の反撃を待つが、打線にあと一本が出ず敗戦した。

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